芍薬_白雪姫

お疲れ様です。

飾らないと人生損するお花です。

芍薬

  • 品種名:白雪姫
  • 産地:長野県産
  • 完売しました。また、来年。

初夏のお花、芍薬です。
大輪で幾重にも重なるシルクのような花びらが綺麗です。
直径が約15cm〜18cmです。

飾ると天使が舞い降ります。

芍薬についてはこちらをご覧下さい。


Monthly Calendar アップしてます。

6月はマンスリーフェアを開催します。

こちらをご覧下さい→

…リベンジ

「ジミー!芍薬仕入なあかんやろ!今しかないやろ!」

最近、うちのお花の仕入れに首を突っ込む近所のフミちゃん。

…去年、芍薬を二度ほど仕入れたが、全く売れずにサヨナラした。

今が旬の芍薬は、高価でロット(仕入れ本数)が大きく、足が早い。
んで、開かないってクレームがあったりするハイリスクなジャンル。

でも、今しかないやろって言われ、思い切って仕入れることにした。

次の日、入荷した白雪姫っていう芍薬を箱から出した早苗から

「見て!綺麗!」って言われたが、どーせ捨てるっていうのが頭をよぎって、ため息が出そうになった。

神戸に移転して、お店のお花の品揃えは充実させようってことで、売れると確定していないお花を仕入れまくった。
結果、大量のお花を葬った。

廃棄を重ねると、仕入れに対してのナーバスのウェイトが大きくなる。

いつしか、やってることに自信を失い、慎重に仕入れをするようになっていった。

今回の芍薬も半信半疑。

仕入れ本数が多く、足が早いので、シンプルブーケでお安く販売することにした。

昨日、完売した。(ありがとうございました。)

「売れるゆうたやろ!」って、夕方にやってきた仕入れ担当のフミちゃん。

一本残しておいた芍薬を去年のリベンジのお礼にフミちゃんにプレゼントしようとすると、
早苗が「私が欲しい」っていうので早苗にプレゼントした。

今朝、自宅に飾ってあるシルクのような花びらが手のひらほどに開いた芍薬を眺めて、ほんと綺麗だとしみじみ感じた。

改めて、今しかないって大切にしようと心に決めた思い出のお花になった。

んで、また一年後って約束した。

追伸、

そもそも、お花屋さんは、廃棄というリスクと背中合わせの商売。

造花やプリザーブドフラワー、ドライフラワー、観葉植物や花鉢でカバーすれば、若干軽減されるが、うちは切花一本勝負。

結構、ギャンブル性が高い。

造花やプリザーブド扱えばって言われそうだが、ときめかない。

ある程度、予約で予定が立てば、ハイレベル、ハイリスクのお花の仕入れができ、お店が充実する。

まぁ、どこのお花屋さんも一緒。

30年前の開業時も売れないを経験したが、当時は、仕入れ金額が今の半額以下。

お花を廃棄してもダメージが少なかったが、今は違う。

仕入れ金額が高騰しているこの昨今。

どこのお花屋さんも、お葬儀なんかの突発的なオーダーに対応するために、そこそこお花を仕入れているが、お店の品揃えはそこそこ、ローリスクのお花のラインナップ。

足を運んでも「変わり映えしないなぁ」って感じることもあるはず。

白・グリーンのお花の専門店のJimmyは、変わり映えしないって言われるのが嫌なので、6月からは、夏のお花のラインナップに変えていく。

今しかない季節感を大切にしていく。


個人的なくだらないことは、BLOGの下の方に書いています。お暇な方はBLOGをどうぞ

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