Today’s Flower_Mar 10 2025
お疲れ様です。
飾らないと人生損するお花です。

ラナンキュラス
- 品種名:ポンポンイグルー
- 産地:佐賀県産
- PRICE(本):¥660-
春のお花ラナンキュラスです。
このラナンキュラス、三年前くらいからデビューした、白とグリーンがミックスになったラナンキュラスです。
クシャクシャして不思議な感じです。
買う価値ありです。
佐賀県の重さんって、知り合いが生産しています。

ラナンキュラス
- 品種名:煌き
- 産地:長野県産
- PRICE(本):¥440-
春のお花、ラナンキュラスです。
オフホワイトでシルクのような花びらがため息が出るほど綺麗です。
この生産者さん、2000年のオランダで開催されたフロリアード(お花のオリンピック)で、”綿帽子”っていう品種で金賞を取った、日本で有名な方です。
この方のラナンキュラスは、自信を持って販売しています。
もうそろそろ、ラナンキュラスともお別れの季節がやってきます。
おすすめ商品アップしてます。
…アメリカで
先日の大阪グルメツアーの妻の早苗のリベンジに行く予定にしていたが、ちょっと用事ができて足を伸ばせなくなったので三宮でタイ料理を食べることした。
早苗は次に日から九州に戻る予定になっていたので、あまり飛ばしすぎないようにと辛さを抑えることにしてもらった。
辛いものを食べるときに思い出すことがある。
以前、コロナ前に早苗と二人でアメリカに二週間ほど旅行に行った。
自分が若い頃にアメリカでお世話になったお花屋さんが廃業するというのを聞いたのでご挨拶も兼ねての旅行。
旅に出ると食事を決めるのは自分。早苗がセレクトすると大体事故る。
最初の到着地、コロラド州のデンバーにどーしても行きたいお店があるというので一回だけチャンスを与えた。
Hard Rock Café
おいおい、日本にもあるぞって思ったが、早苗もシカゴに二年ほど留学していた経験があるので、二人とも懐かしいということで、行くことにした。
まぁ、店内は相変わらず、アメリカンロックが流れ、ヒーハー的な感じ。嫌いではない。
旅行一発目にスペシャルなサラダ風のナチョスが登場。早苗は、初球にストライクに入ったのか、ハラペーニョをここまでトッピングするのか?って、いうぐらいトルティーヤにてんこ盛りにして頬張って食べていた。
「辛くて、おいしい〜、やっぱアメリカいいね」って連呼しているのを他所目に自分は、旅先の食事は安全運転のマイルールを貫いた。
食事も終え、ホテルに戻り、満足したのか、いつもの寝落ち。
…次の日の朝、
「ジミくん、大変!」
顔を見ると、口の周りが真っ赤になり、おもいっきし腫れ上がっていた。
笑いを堪えるため太ももをつねって、とりあえず、「大丈夫?そのモッコリなに?」って聞いた。
どうやらカプサイシンにやられたらしい。
横顔を見ると、かなりの盛り上がり。口を閉じて、空気を入れて、わざと膨らませてるの?って、思うぐらい、ナチュラルに盛り上がっている。
なかなか文章で表現するのは難しい、マントヒヒというか、ゴリラというか…、とりあえずリアルモッコリ。
体調はOKということで、デンバーのダウンタウンを観光。
早苗のその日一日の写真はすべて、手で口を隠した写真。
自分は笑いを堪えるのに死ぬかと思った一日だった。
辛いものを食べるときにはよくその話になる。
追伸、
その旅行、デンバー、シカゴ、そしてニューヨークをまわった。
痛感したのは、花屋さんが激減していたこと。それと花屋のリテールマネージメントやフローリストを育成するスクールもなくなっていたこと。
デンバーのお世話になった花屋さんの廃業の理由は「売れない」。早苗のお世話になったシカゴの花屋さんにも行ったが、営業してんの?って、いう感じのお店。
2軒とも80年代は、バリバリの花屋さん。
それから小売り、冠婚葬祭業…、全てが縮小。
んで、FTDっていう日本でいうところの花キューピットっていう、下請けの仕事を細々とやっていた。
今のアメリカの花屋さん事情は、ネット販売。先日、カナダから来た早苗の知人が勤めている花屋さんも100%ネット販売。
父が生前、「アメリカは日本の10〜15年先をいっている」ってよく言っていた。
実際、自分が渡米した頃、日本でやっとFAXが登場し始めた時代。アメリカではすでにPCメールで注文のやり取り。
「えっ?メール?コンピューター?」って、メールっていうのを理解するだけでも大変だった。
どれだけ日本が遅れているか、っていうのを肌身でたくさん感じたことがある。
日本に戻り、デンバーでお世話になったお花屋さんから一通の手紙が届いた。
「頑張ったけどダメだった。歳なので今年いっぱいで廃業する。花屋をやれてよかった。ご活躍されて下さい」っていう感じの内容。
…いい意味でのバトンを渡された感じがした。
それからコロナ。買い方が変わる時代に突入。信号待ちにタップして購入できる時代。
ネットが全てだと思っていないが、少しずつ売り方も変えていかないと、これから日本の花屋さんは、どうなるかわからない。
いずれ日本も…
現在、さまざまな理由で廃業している花屋さんが後を絶たないらしい。
そうそう、この前の大阪グルメツアーのお話はこちら→